防犯協会の設立から今日まで
- 終戦後混乱する中、急増する犯罪に対処するため、昭和22年頃から地域消防団を主体とした市町村防犯協会が任意団体として結成されました。
- 昭和24年12月、各地域において活動していた防犯協会を県下組織とするため、公益法人としての認可を受け、昭和25年9月山梨県知事を会長とした「財団法人 山梨県連合防犯協会」が発足しました。
- 昭和29年に「財団法人 山梨県防犯協会」と改称されました。
- 昭和60年山梨県公安委員会から山梨県風俗環境浄化協会の指定を受けました。
- 平成25年4月1日「公益財団法人」へ移行しました。
構成・財源等
- 県下の防犯団体をもって構成されています。
- 財源は、会費、寄付金、補助金、業務委託料等で運営されております。
防犯協会はこんな活動をしています
- 県民の防犯、防災への意識を高め、犯罪や事故災害のない安全で明るく住み良いまちづくりを目指して警察署を始め関係機関、団体、防犯ボランティアの皆さんの協力を得て活動しております。
防犯意識の普及高揚活動
防犯意識の高揚を図るため、広報紙「防犯やまなし」を季刊発行し、身近な犯罪の発生状況や防止対策に関する情報の提供を行うとともに防犯ポスター、チラシ等の各種資料を配付し、広報活動を推進しております。
また、貸し出し要望の多い防犯DVDを適宜購入し、貸し出しています。
※左から、広報誌「防犯やまなし」防犯協会員の「防犯啓発活動」「DVDの貸し出し」
防犯ボランティアの研修会への支援活動
防犯ボランティア活動を活発化させるための支援を行っています。
身近な犯罪予防活動
街頭・侵入犯罪・電話詐欺(オレオレ詐欺、架空請求詐欺、融資保証詐欺、還付金等詐欺、その他の詐欺)等、犯罪発生実態に併せた啓蒙活動や防犯機器等の使用促進を図り、防犯意識の高揚に努めています。
子どもに対する声かけ、つきまとい事犯防止活動
警察、地域、学校関係者と連携し、通勤通学路の点検、「子供100番の家」の再点検を行うとともに、子供による地域安全マップの作成、防犯教室の開催等により子供の保護活動に努めております。
※ 左から「防犯教室」 「防犯教室」 「地域安全マップ」
地域安全運動
警察、関係機関、団体と連携し「全国地域安全運動」(10月11日から20日までの10日間)を展開するとともに、期間中に「安全・安心なまちづくり県民大会」を開催し、防犯意識の高揚につとめています。
また、さくらんぼ・トウモロコシ・ぶどう等地域の特産物盗難防止や年末年始に発生しやすい事件、事故を防止するため、防犯パトロール、防犯診断等を実施しております。
直轄防犯パトロール
犯罪者による年少者の誘拐やつきまとい、侵入盗や街頭犯罪から市民を守るため、甲斐市、甲州市、南アルプス市からの委託を受けて、警察官OB等専門家による専用の青色パトロールカーを使った地域安全パトロール活動を実施しています。
「青パト」について知りたい方は
少年非行防止と健全育成活動
警察・関係機関、少年非行防止ボランティア団体と協力して、青少年の健全育成のための「少年柔道・剣道大会」「中学生防犯弁論大会」「防犯ポスター・標語コンクール」等を開催しているほか、少年非行防止のための各種資料を配付しております。
※左から「少年柔道大会」「少年剣道大会」「中学生防犯弁論大会」「防犯ポスターコンクール」
けん銃及び薬物乱用防止活動
警察・関係機関、団体と連携し、安全や社会を実現するため、けん銃や薬物乱用の実態と危険性・有害性を広報し、けん銃、薬物を追放する社会環境作りを推進しています。
暴力追放運動
警察・暴力追放県民会議と連携し、暴力団から被害を受けやすい風俗営業者等に各種資料を提供し、被害の防止及び暴力団排除機運の高揚を図っています。
防犯機材等の普及斡旋
犯罪から身を守る防犯ブザー、蛍光ボール等の防犯グッズの普及に努めています。
風俗環境浄化活動
健全な風俗環境を確保するため、風俗環境浄化活動、風俗営業管理者講習等を実施しています。
防犯功労者、功労団体表彰
「定期総会」及び「安全・安心なまちづくり山梨県民大会」において、地域安全活動に功労のあった、防犯功労者、防犯功労団体等の表彰をしています。
※左から「安全安心県民大会」「県民大会アトラクション」「定期総会」「表彰受賞者」