空き巣・忍び込み被害に遭わないために
あなたの家の防犯対策を見直してみましょう
空き巣・忍び込み被害のうち、施錠していない無締まり箇所からの侵入が多くを占めています。
外出ごとに鍵かけを忘れないようにすることが、防犯対策の第一歩です。
泥棒被害に遭わないための心がけ
- 「私の家は関係ない・大丈夫」という気持ちを持たず「自分の家も被害に遭うかもしれない」という危機意識を持つ。
- 家族の共有鍵などを、玄関付近に隠しておくことはやめる。
- 1階だけでなく、2階以上の階でも戸締まりを徹底する。
- 窓ガラスには補助錠をを取り付ける。
- 足場になるような物を庭に放置しておかない。
- 生け垣などは常に手入れをしておき、道路から玄関付近の見通しを確保する。
- 防犯性の高い建物部品(CP製品など)の活用を検討する。
- ご近所で、互いの家に対する関心を共有する。
ひったくり被害に遭わないために
女性の高齢者が被害に遭う可能性が高くなっています。
ひったくりの犯人は、バイクだけでなく自転車や徒歩で犯行に及ぶ場合もあります。
ひったくり犯人は事前に下見をして、油断している人を狙っています。
ひったくり被害に遭わないための心がけ
- 貴重品は鞄に入れず、身につける。
- 鞄は車道側には持たない。
- 鞄は肩掛けでなく、たすきに掛ける。
- 自転車の前かごには必ず防犯ネットを装着する。
- 貴重品はかごの下の方に入れる。
- 人気の少ない道を通らない。
車上ねらい被害に遭わないために
鍵を掛けずに短時間駐車している間に盗難被害に遭う事案が多発しています。
わずかな時間でも、車を離れるときはドアの鍵を掛けましょう。
車上ねらい被害に遭わないための心がけ
- 車の中(特に車外から見える位置)は貴重品を置かない。
- 車の中にカバンなどを放置しない。
- 防犯対策が完全な駐車場に駐車する。
- 少しの時間でも必ずドアをロックする。
- 自動車に盗難防止装置を取り付ける。
自転車・オートバイ盗の被害に遭わないために
ワンロックでは短時間で鍵を破壊することは可能ですから、ツーロックにしましょう。
自転車は防犯登録、オートバイはグッドライダー登録をしておきましょう。
駐輪場など自転車専用駐車場に駐車しましょう。
自転車・オートバイ盗被害に遭わないための心がけ
- 短時間の駐輪でも、鍵を必ず掛ける。
- ワンロックよりもツーロック、それ以上の鍵の追加も考える。
- 管理された駐輪場など、駐輪場所を見直す。
自動車盗難の被害に遭わないために
鍵をつけたまま駐車し、自動車盗難の被害に遭う事案が多発しています。
コンビニエンスストアの買い物など、短時間の駐車でもエンジンを切り、ドアの鍵を掛けましょう。
自動車盗難被害に遭わないための心がけ
- 自宅駐車場でも必ずドアの鍵を掛ける。
- 短時間車を離れる場合でも、必ずエンジンを切り、ドアの鍵を掛ける。
- 道路上に長時間駐車せず、管理された駐車場に駐車する。
- スペアキーなどを車や車の近くに隠さない。
- 自動車盗難防止装置等を付ける。
- スマートキーは微弱電波を遮断する入れ物に収納する。
子供が犯罪被害にあわないために
学校の登下校中や遊戯中に、知らない大人から声を掛けられたり、写真を撮られたりする事案が発生しています。
これらは放置しておくとエスカレートし、誘拐や強制わいせつ等の凶悪犯罪に発展するおそれがあります。
全国では、毎年のように命に関わる重大な事件も発生しています。
子供たちの安全は、学校、地域ぐるみでみんなで守りましょう。
子ども達が被害に遭わないための心がけ
- 子供が外出する際には、行き先、帰宅時間等を確認する。
- 地域で見慣れない人が子供に声を掛けていたら、声を掛けて確認する。
- 地域で登校時間帯に外になるべく出るよう心がけるなど、子供を見守る体制を作る。
- どんな些細なことが起こっても、学校・警察に報告する。
- 市町村や警察からの情報(ふじ君安心メールなど)に関心を持ち、地域でその情報を共有する。
※ 左から「被害防止訓練」「ボランティアの皆さんによる登下校時の見守り活動」
性犯罪被害に遭わないために
強制わいせつ・公然わいせつ等の性犯罪が発生しています。
最近は音楽をい聴きながら、電話を架けながらの夜間帰宅途中などに被害に遭う女性が増えています。
性犯罪に遭わないための心がけ
- 暗い道を一人で歩かず、明るい道路を複数で歩く。
- 電話をしたり、音楽を聴きながら歩かず、常に周囲に注意する。
- 家に中に入ったら鍵を掛け、知らない人は家に入れない。
- 防犯協会や防犯設備士協会が推奨する防犯優良住宅に入居する。
侵入犯罪を諦めさせる“犯罪防止四原則”
これら罪防止四原則を守っている住まいについては、殆どの犯人が犯行を諦めています。
(5分で侵入できなければ7割近くが諦める。)